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金買取の相場はどのくらい?

「金製品が家にあるけど、どれくらいで売れるんだろう」
眠っている金を売りに出そうか迷っている時には、このような疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は金の買取値の相場についてご紹介します。

相場はどれくらい?

金は多くの買取業者が買い取りを強化している貴金属です。
日本地金流通協会によると、2019年4月現在の純金の税込小売価格は4,977円、税込買取価格は5,063円となっています。
貴金属の中ではパラジウムに次いで価格が高く、資産として保有されている方も多い金属です。

金にはどんな種類があるの?

金の種類には以下のようなものがあります。

K24

純度99.99%の混合物の入っていない純粋な金であり純金とも言われています。
柔らかく、リングやジュエリーとしても加工されることもないのでとても高価です。

K18

純金の割合は75%で残りは他の金属を混ぜてより加工しやすくしたものになります。とても加工しやすいのが特徴で純度が高いこともあり様々なものに加工されています。

K10

純金の割合が42%で、アクセサリーに加工されることがほとんどです。
価格が安いことから人気があり、繊細なデザインに対応できる10Kは様々なお店で見ることができます。

純度によって相場が違う?

貴金属は純度が高くなるほど価値が高くなるのが一般的です。
金の相場と純度がわかればおおよその買取価格を計算することができます。
買取価格の計算式は以下のようになります。

金の相場×売る金の質量×純度×買取業者の手数料=買取価格

買取価格は自分でわかりますが、計算結果と実際の買取価格が大きく異なる場合は、手数料が高い、金のグラム単価が低く設定されているなどといった要因が考えられます。

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金の価格の決定要因

金の価格はどのように決まっているのでしょうか?
大きく分けて外部要因と内部要因とに分けられます。

・市場の外部要因

世界的に政治、経済情勢は激動し、主要国の金融市場が動揺し、通貨に対する信頼が揺らぐとき実体のある価値をもつ「金」が注目され価格が上昇してきます。

・市場の内部要因

商品として金を見た場合にその需給関係が金価格の決定要因になります。
需要が供給を上回れば価格は値上がりし、逆に供給が需要を上回れば価格は値下がりします。
アメリカを中心とする先進奥の景気動向や大量需要国であるインド、天候や気候なども需要に影響を与える要因となります。

金の国別鉱山生産量

2016年のデータによると、金の鉱山生産量の1位は中国で2位はオーストラリアで3位はロシアになっています。
特定の地域に偏っているという訳ではないため、金価格も変動しにくいと言えるでしょう。

まとめ

ここまで金の買取値の相場についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
ぜひこの記事を参考にして、金の売買について検討してみてください。

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