Special Contents by Ashiya Ginbasha

Sprcial Contents03賢くリスク分散
守りの金購入に
攻めのパラジウム購入

パラジウムの価格は
過去10年で4~5倍以上に急騰

パラジウム高騰の要因は?

金、銀、プラチナのようによく見る貴金属ではないが、主に銀歯やジュエリー、自動車の触媒などの用途で身の回りには多く使われておりとても私たちの生活に密着している。

その中でも自動車の排気ガス中の有害物質を取り除くための触媒としての用途が大半を占めている。

プラチナとパラジウムは同様の触媒効果を持っているが、プラチナはディーゼル車の触媒に利用され、パラジウムはガソリン車と電気自動車に利用されている。

パラジウムのここ数年の価格高騰、そしてプラチナを優に上回っている状況は、この自動車触媒用途の違いに要因がある。

パラジウムの価格が急騰した背景

その01

ディーゼル車の排ガス不正でプラチナ価格低迷

世界的にプラチナ需要全体の4割を占めるといわれるディーゼル車だが、2015年、排ガスの不正処理問題により、欧州ディーゼル車全般が低迷。ディーゼル車に対する規制が強まったことで、パラジウムを触媒とするガソリンエンジン車と電気自動車の需要が増加。

その02

もともとの供給不足・希少性の高さ

パラジウムは、もともと貴金属の中でも希少性が高いレアメタルで、パラジウムの供給ソースのほとんどはロシアと南アフリカ共和国の2カ国で、世界全体の約85%を占めている。

その03

米国・ロシア間の政治的要因・地政学リスク

パラジウムの最大算出国であるロシアと、米国との間で生まれている政治的緊張の高まりも一つの要因。
米国がロシアに対して行った政治的制裁が、パラジウム産出に影響を与えている。

賢くリスク分散。
守りの金、攻めのパラジウム。

ここ10年で急騰してきたパラジウム相場だが、地政学リスクや景気の影響を受けやすくコロナショックの後には一時的に大きく急落

※パラジウムだけではなく、安全資産と言われる金相場も共に急落

一部の投資家は市場が落ち着きを取り戻せば供給不足懸念が強いパラジウムは再び急騰するという推測から今のうちにパラジウムを購入しようという思惑。

安全資産やインフレ対策に買われる事が多い金に対し、パラジウムは景気回復や供給懸念によって買われるため相場が大きく動く。

金の購入が守りの投資ならば、ハイリスクハイリターンになりがちなパラジウム購入は正に攻めの投資

正しくリスク分散し、守りと攻めを適切な配分で使い分けていく事が肝要

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